野球部マネージャー・脇役

野球部マネージャー・脇役

やはりメインはAKB48の二人だろう。 2010年最大のヒット作となった小説、『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』が映画化されることが決定し、本作の主役である「川島みなみ」を演じるのは、AKB48の前田敦子に決定した発表を聞いて驚いた方も多いだろう。 実はこの『もしドラ』の主人公・川島みなみにはモデルとなった女性がいて、そのモデルの女性こそ、AKB48の峯岸みなみなのでした。

『もしドラ』の著者の岩崎夏海は元放送作家で、秋元康と共に「AKB48」のプロデュースに関わっていた人物でもあり、そこで出会った峯岸みなみをモデルに、川島みなみというヒロインを生み出したのです。

ただ、別に実在の人物をモデルに書かれた小説の映画化だからといって、必ずしも、そのモデルの人物にその役を演じさせなくてはならないというわけでもありません。 モデルとなった人物のことを普段から第三者の視点でよく見ているだけに上手く演じられるということはあるのではないでしょうか。逆に本人が、自分をモデルにした人物を演じる方が難しい場合だってあるのでしょう。

付録:マネジメント上手な企業集

野球部マネージャー

川島 みなみ(かわしま みなみ)
演 -前田敦子(AKB48)/中田えな(幼少期役)
本編の主人公で野球部マネージャー。物語スタート時点では高校2年生(当時16歳)。物語後半で3年生になる。
(アニメでは)身長160cm、髪も瞳も濃い赤茶色で、ポニーテールが特徴の活発な少女。原作では三姉妹の末っ子であることが表記されている。
ある事情が元で野球を嫌悪しているが、7月の半ばに、病気で入院した親友の宮田夕紀に頼まれ都立程久保高校(通称:程高)の野球部マネージャーになる。ちなみに野球部に入るまでは帰宅部だったが、少年野球をやっていたこともあって運動神経は良く、時折バッティングセンターで快音を響かせている。
進学率100%と言われる程高の中では、決して優等生ではないが、頭の回転は早い。少々早とちりな所があるものの、性格は明るく社交的。また、初心を貫き通す強い意志と行動力を持つ。但し一方で非常に繊細な所もあり、一度落ち込むと立ち直るのに時間がかかる。
親友の夕紀の回復を願い、マネージャーとして野球部のみならず程高全体を変える様な大活躍を見せていたが、決勝戦当日早朝にその夕紀が急逝。目的を見失った彼女は荒れ狂い、制止の為に次郎から平手打ちを喰らってしまう。更に他の部員達から夕紀の真意を聞かされ、ついには集合場所から逃げ出すが、しばらくして追いかけて来た文乃に説得され、遅れながらも球場に到着する。
始めこそ沈んでいた彼女だが、1年前とは見違える様な部員のプレーに感動し、夢中になって応援する。
宮田 夕紀(みやた ゆうき)
演 -川口春奈
みなみと同級生の野球部マネージャー。みなみとは幼馴染で親友。色白でみなみよりやや小柄、ピンクベージュのロングヘアと黄緑色の瞳の、おしとやかで大変優しい性格の少女。 趣味は手芸で、みなみとお揃いのマスコットを持っている。
幼少時から病弱で、入退院を繰り返していたが、中学時代には小康を保つ。
少年野球時代のみなみの活躍を見て大の野球好きになり、その時の感動を再び味わいたくて、程高入学と同時に野球部に入部しマネージャーとなる。温和で人と分け隔てなく接する人柄に、監督や部員達から信頼され慕われていたが、2年生の夏の都大会予選終了後に体調を崩し、市立病院に入院。マネージャー休業を余儀なくされてしまう。実は入院した段階で医者から余命四ヶ月を宣告されており、自身もある程度覚悟できていた様だが、みなみにはなかなか打ち明けられずにいた。
みなみが野球嫌いになった理由と、その心情を知る数少ない存在で、中学時代に失意のどん底にあったみなみを傍らで励まし続け、立ち直らせた人物でもある。みなみがマネージャーを引受けたのも、彼女に対する恩返しの為にその願いを叶え、彼女に元気を取り戻させる事が理由だった。
マネージャー業を始めたみなみに今度はマーケティングを頼まれ、快く引き受ける。さらにその人柄でお見舞い面談も成功させる、と同時に、部員達に漠然とだがみなみの情報も伝える等、みなみが知らない所でもマネジメントをしっかりサポートしている。
後にみなみが野球部にとって不可欠な存在だと確信した彼女は、4月に監督や部員を集め、重大な願いを託す。
決勝戦前夜に病気が悪化して亡くなるが、彼女の願いはみなみが球場に到着すると同時に気配として現れ、部員達に勇気を与える。
アニメと映画では名前のイントネーションが異なる(アニメではうき、映画ではゆう)。
北条 文乃(ほうじょう あやの)
演 -峯岸みなみ(AKB48)
物語開始時は程高1年生の野球部マネージャーで、みなみや夕紀の後輩。髪は青紫色のショートボブで、瞳も濃いめの青紫色である。小説やマンガでは小柄だが、アニメではみなみよりやや長身である。
テストでは常にトップだが、特にガリ勉ではないという超秀才。しかし性格は内気で人見知りが激しく、頑固なところがある。「え、あ、はい」が口癖。
初見でみなみが話かけた時は、緊張したあまり逃げ出してしまう。その上「優秀だが無表情でアンドロイドのよう」と中学校の頃にいじめられたのがきっかけで「優等生」扱いされることをひどく嫌っており、相手に悪意が無くても「優等生」と呼ばれると激昂してしまう。みなみはおろか、夕紀までもその”洗礼”を受けている。
そのため、さすがのみなみからも初めは苦手に思われてしまい、夕紀とも知り合い程度の関係だった。しかしお見舞い面談の時に実は優しい夕紀に憧れており、将来は自分も夕紀のようになりたいと願う自身の想いを告白。それがきっかけで、夕紀はもちろん、みなみともすっかり親しくなる。
その後、彼女の聡明さや誠実さに気付いたみなみに監督の補佐を頼まれると、その活躍を認められ次第に自信を着けていく。
更にラスト近くでは脅威の精神力と意外な運動能力を見せる。「みなみを野球部に引き止めて」と言う夕紀の願いを胸に、逃げ出したみなみを30分以上も追いかけ、遂に確保すると、「逃げてはダメです!」とみなみを説得し球場に連れて行く。1年前に自分から逃げ出した彼女の変身ぶりにみなみも驚くばかりだった。
陳 花江(ちん はなえ)
(アニメオリジナルキャラクター)
アニメ版オリジナルの登場人物で、第3話から登場。文乃や祐之助と同じ高校1年生。身長168cmの長身で、濃い青緑のロングヘアと濃い緑の瞳が特徴。
高校入学後目的が見いだせず、部活動に所属せず遊び歩いていたため、周囲からは不良娘と思われて敬遠されていた。度胸の良さを買われてみなみに野球部へスカウトされ、マネージャーに就任。
本来の性格は少々短気で勝ち気だが、明朗快活で正義感の強い江戸っ子気質。また、誰とでもすぐ親しくなれると言う長所も持っている。ミスをした祐之助を追い回したり、ピンチになると、「ああ、もうダメだあ!」と叫ぶ等、コミックリリーフとしても活躍を見せる。
なお、原作にも彼女の原形と思われるキャラが登場する。

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脇役

宮田 靖代(みやた やすよ)
演 -西田尚美
年齢不詳。夕紀の母親。娘の入院中はずっと付き添って世話をしている。みなみのことは小さい頃から知っており、夕紀がお見舞い面談をすることに快諾してくれるなど、みなみには非常に好意的。
病気で塞ぎがちな娘が、みなみと共にマネジメントに取り組むことで活き活きとしてくる様子を見て、心から喜ぶが、実は今回の入院直後、娘の容態について早くから知らされていた。
原作でも重要キャラだが、アニメや漫画化される際、初めてビジュアルが発表された一人である。髪や瞳の色は娘とほぼ同じで、髪はゆるくウェーブのかかったショートボブである。
小島 沙也香(こじま さやか)
(アニメオリジナルキャラクター)
みなみ達と同じ程高2年生で女子陸上部キャプテン。部員の出席率の悪さに頭を悩ませていたが、野球部の変貌ぶりを目の当たりにし、文明をツテにしてみなみを訪ねてくる。
マネジメントのおかげで部の問題が解消されただけでなく、自身のタイムも上がり驚く。
原作にも登場するが、アニメで初めてキャラクターが発表された。みなみよりやや長身で、明るい褐色の髪をショートにしているためボーイッシュな印象を受ける。性格は外見通り快活でしっかりしており、みなみを圧倒することも。
チアリーダー部部長
演 -山本麻貴
斎藤菜々子
演 -信江勇
家庭科部の部長。野球部のマネジメントを参考に、部活動が今までよりも盛んになる(映画版に登場する部長)。
奥沢 桃(おくさわ もも)
漫画版オリジナルの登場人物。東鳳大学に通う女子大生。22歳。書店でアルバイトをしており、店を訪れたみなみに「マネジメントに関する本」を探していると相談を受け、以前に大学の授業で教授に薦められて自分も購入した『マネジメント』を思い出してみなみに紹介する。
玉川 茉莉(たまがわ まり)
(アニメオリジナルキャラクター)
アニメ版オリジナルの登場人物。程高の所在地である東京都日野市出身の人気歌手。18歳。パーソナリティを務めるラジオ番組は程高の生徒にもリスナーが多く「たままり」の愛称で親しまれている。
作中ではポスターとラジオでのみ登場しており、本人は出てきていない。
決勝戦の主審
演 -さいたまんぞう